インプラント治療を受けてから、何らかの違和感が消えない……ということはありませんか? インプラント治療は外科手術によって行われるため、術後には多少の出血や痛みなどがともなうものですが、それらは日に日に治まってくるのが普通です。
しかし、時に痛みがいつまで経っても治まらない、違和感がある、といった患者様もいらっしゃいます。そういった場合には、何らかの原因があるかもしれません。違和感が続く場合には決してがまんせず、一度浜口歯科までご相談ください。
インプラント手術による傷は、通常1~2週間で治まってくるものです。本来であればそれにともなって徐々に軽くなってくるはずの痛みが一向に消えない、という場合には、一度何らかの異常を疑ってみましょう。
これらの違和感は多くの場合、患部が炎症を起こしていたり、人工歯が隣接する歯と接触していたりすることが原因となって発生します。違和感を取り除くためには、その原因を追究して、適切な対応をとる必要があるのです。当院では次のような項目をチェックし、違和感の解決に努めています。
傷口に膿はたまっていないか?
噛み合わせが正常か?
隣接する歯と接触していないか?
目に見えない部分で異常が起きていないか?
※CT撮影によって、異常を確認します。 上の奥歯にインプラントを埋めた場合:上顎洞の炎症はないか? 下の奥歯にインプラントを埋めた場合:神経部分に破損は起きていないか? インプラント周囲骨に異常吸収はないか? |
心因性による痛みではないか?
痛みをがまんし続ければ、症状は悪化してしまい、対応が難しくなってしまうこともあります。1~2週間を目安に違和感の度合いを確認し、何かありましたらお早めにご相談ください。
- インプラント治療は主に外科処置を伴う治療です。そのため術後の痛み、腫脹、血腫が見られることがあります。
- インプラントと骨の結合には個人差があります。患者様の口腔状態に合わせて不十分な場合再埋入となる場合もあります。
- 術後のメインテナンスが不十分であるとインプラント周囲炎になることがあります。